投打にゴン!!先制打&7回途中2失点で2勝目

[ 2011年8月17日 06:00 ]

<中・巨>2勝目を挙げたゴンザレス(右)を迎える原監督

セ・リーグ 巨人3-2中日

(8月16日 ナゴヤD)
 巨人先発のゴンザレスが6回1/3を2失点の力投で今季2勝目。6回まで三塁を踏ませず、打撃でも2回無死満塁で先制の左前打を放った。

 「制球が今までの中で一番良かった。(先制打は)直球をうまく打てたね。チームもこれから(ヤクルトと)、どんどん差を詰めていきたい」。川口投手総合コーチも「(6連戦の)初戦で一番大事な投手。状態の良い彼を起用したが、本当に良い投球をしてくれた」と声を弾ませた。

 ≪ゴンザレス実は満塁男≫ゴンザレス(巨)が6回1/3を2失点で今季2勝目。1軍に復帰した7月3日以降は46回1/3を投げ自責点7の防御率1・359。巨人でこの間4試合以上に先発した5投手の中では西村の1・363を上回り、最も数字がいい。2回には満塁でV打となる左前適時安打。自身満塁の場面ではヤクルト時代の05年9月10日横浜戦で勝ち越し二塁打、06年6月13日日本ハム戦では逆転二塁打と2安打しており、通算4打数3安打(打率・750)6打点と気を吐いている。チームは3―2と1点差で逃げ切り。今季の巨人は中日戦の1点差試合に無傷の5連勝。このカードで巨人が1点差試合に負けなしの5連勝以上は59年8連勝、70、94年5連勝とマークしたのに次ぎ17年ぶり4度目だ。

 ▼巨人・久保(1回無失点で今季9セーブ目。20試合連続無失点の球団新記録)四球、四球でピンチをつくったので制球を重視した。どんどん貯金を増やして、最後はみんなで笑えるようにしたい。

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2011年8月17日のニュース