巨人3連勝で3カ月ぶりの貯金1!2位に浮上

[ 2011年8月16日 21:20 ]

2回巨人無死満塁、坂本が左中間に2点二塁打を放つ

セ・リーグ 巨人3-2中日

(8月16日 ナゴヤD)
 巨人が序盤のリードを守って逃げ切り、5月21日以来約3カ月ぶりの貯金1。阪神が広島に敗れたため、2位に浮上した。2回無死満塁から、ゴンザレスの適時打と坂本の2点二塁打で3点を奪った。ゴンザレスは7回途中2失点で7月14日以来の2勝目。

 中日の先発は好投しながら、なかなか勝ち星がつかず、6月30日以来勝ちがないネルソン。この日も2回に3点を失うも、その後は粘りの投球を見せたが、またも黒星。不調の打線は、森野を3番に上げ、4番に和田、5番には一塁で佐伯を入れるなど、組み替えをし、1点差までは追い上げたが届かなかった。中日の借金は5。広島に代わり、5位に転落した。

 初回、巨人は藤村、長野の連打で1死一、二塁とするが、ラミレスは左飛、高橋は三振で無得点。中日も、2死から森野が二塁打で出塁も、和田が三振に倒れた。

 2回、巨人は制球に苦しむネルソンを攻め、先頭の小笠原が中前打、阿部が四球、古城も右前打で続いて無死満塁とし、ゴンザレスの左前適時打で先制。さらに坂本が左中間真っ二つのタイムリー二塁打で2点を加えた。なおも無死ニ、三塁も、藤村は空振り三振、長野は浅い左飛、ラミレスを空振りの三振に終わった。

 4回裏、中日は2死から和田が四球で出塁、佐伯の遊ゴロを坂本が失策し、一、二塁。だが、野本は空振りの三振に倒れた。

 5回を終わり3-0で巨人がリード。中日の打線の不調は深刻で、初回の森野の二塁打しか安打がない。

 6回、巨人は先頭の高橋由が中前打で出塁も、1死後阿部が併殺打。その裏中日は2死から森野が四球で歩くが、和田が三振。

 7回、巨人は古城が振り逃げで出塁し、ゴンザレスが送り、坂本の中飛でタッチアップし三進。だが、藤村は遊ゴロ。

 その裏、中日は佐伯が右中間二塁打、野本が四球、谷繁が送って1死ニ、三塁。堂上直の代打・小池は初球を右前に弾き返し1点を返した。なおも一、三塁。ここで巨人はゴンザレスに代えロメロをマウンドへ。中日はネルソンに代え、代打・平田を送った。遊ゴロで二塁はアウトも、その間に1点を加え2死一塁で1点差。荒木、大島は四球を選び満塁。ここで巨人はロメロをあきらめ、山口をマウンドに送った。森野は投ゴロで2点止まり。

 7回が終わってのドアラのバック宙パフォーマンスは見事に成功!マウンドには平井が上った。

 巨人は長野が中前打で出塁、ラミレスが左飛で、投手は3番手小林正に。高橋由、小笠原も続けず。8回裏、中日は2死からグスマンを代打に出すが、三振に終わった。

 9回、中日の投手は三瀬。2死までは簡単に取るも、代打・高橋は左越え二塁打。続く坂本を歩かせ、藤村は左飛に。

 9回、巨人は久保が登板。だが、1死から岩崎、平田を連続四球で歩かせる。だが、荒木はニ飛、大島が三振で逃げ切り勝ち。久保は20試合連続無失点とした。ゴンザレスは2勝目。巨人は3連勝で貯金1とした。

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