関西 24年ぶり8強進出「監督さんを超えたい」

[ 2011年8月16日 06:00 ]

<関西・明豊>1失点完投勝利の水原は笑顔でガッツポーズ

第93回全国高校野球選手権3回戦 関西7―1明豊

(8月15日 甲子園)
 12安打を浴びて幾度もピンチを招いたが、マウンドを譲らなかった。

 関西の水原が161球の力投でチームを24年ぶりの8強に導き「ピンチになればなるほど自分の投球ができた。疲れた」と笑顔で汗を拭った。準々決勝進出で江浦滋泰監督が選手として出場した24年前に肩を並べた。当時は帝京(東東京)の芝草(現日本ハム投手コーチ)に完封され、8強の壁を破れていない。「僕たちの時より力のあるチーム」と期待をかける恩師の横で、水原は「監督さんを超えたい。とにかく集中して一試合一試合を戦っていく」と恩返しを誓った。

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2011年8月16日のニュース