執念の同点打 智弁和歌山「こんなところで負けたくないの一心だった」

[ 2011年8月14日 14:25 ]

白樺学園―智弁和歌山 10回裏、サヨナラの生還を果たし、ガッツポーズの智弁和歌山・宮川

第93回全国高校野球選手権2回戦 智弁和歌山8―7白樺学園

(8月14日 甲子園)
 智弁和歌山の宮川が延長十回、同点に追い付く適時二塁打を放った。追い込まれてから、内角のスライダーを左翼線に運んだ。「こんなところで負けるわけにはいかないという一心だった」と、執念の一打を振り返った。

 5番を定位置としていた選抜大会後は不振に陥り、先発を外されることもあったという。復調のきっかけは、打席で力まなくなったこと。「春までのバッティングだったら、詰まって三ゴロになっていた」と、自らの成長を実感していた。

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2011年8月14日のニュース