如水館の1年生4番・島崎が延長10回決勝打

[ 2011年8月14日 06:00 ]

<東大阪大柏原・如水館>延長10回、勝ち越しの適時中前打を放ちガッツポーズする島崎

第93回全国高校野球選手権大会2回戦 如水館7―4東大阪大柏原

(8月13日 甲子園)
 もつれた試合を決めたのは、如水館の1年生4番の一振りだった。地元の東大阪大柏原に大声援が送られる中、延長10回1死一、二塁から島崎が勝ち越しの中前打。さらに2点を追加した。

 打たなければならない理由があった。序盤の好機に凡退し、4―2の7回には、自らの悪送球が絡んで同点とされた。「僕が足を引っ張った。打って返すしかない」と強い気持ちで殊勲打を放ち「本当にうれしい。やっと仕事ができた」と興奮を隠せなかった。7度目の出場で、3回戦進出は初めて。島崎は「歴史を変えられて良かった」とあどけなさが残る顔に笑みを浮かべた。

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2011年8月14日のニュース