岡田監督“けん制名人”比嘉のボークに猛抗議

[ 2011年8月14日 06:00 ]

<オ・西>8回、坂田のときボークの判定で友寄球審に抗議する岡田監督(手前)

パ・リーグ オリックス1-2西武

(8月13日 京セラD)
 連勝中の勢いはどこにもなかった。オリックスは西武先発・西口を攻略できず、09年から続く同投手に対する連敗は7に。3試合ぶりにT―岡田をスタメンに戻した打線が機能せず、連勝は6で止まった。

 痛恨の連勝ストップ。だが、岡田監督の怒りのポイントは勝敗と直接、関係のないところだった。8回1死一塁、3番手・比嘉の一塁けん制に対して、友寄球審が「塁の方向に正しく踏み出していない」とし、ボークを宣告。監督はベンチを飛び出し、マウンド付近で猛抗議を行った。

 「12球団の右で一番、けん制がうまい。2軍でも1回も取られたことないんやぞ。プロやねんから、けん制は技術やねんから。審判がその技術を摘んだらアカンよ。あのけん制だけでもアイツは給料もらっとるんやで」

 技術か規則違反か。前者と主張する指揮官は、納得のいかない判定に試合後の会見で一気に怒りの言葉をまくし立てた。

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2011年8月14日のニュース