由規「投げたー」140球完投で5月26日以来の6勝目!

[ 2011年8月13日 21:14 ]

阪神戦に先発したヤクルト・由規

セ・リーグ ヤクルト8-2阪神

(8月13日 神宮)
 ヤクルトの由規が140球を投げ2失点完投で、5月26日以来の6勝目を挙げた。

 この日、不動のストッパーの林昌勇が腰痛で登録を外れた。チームは8月に入って失速し、ほかの中継ぎ陣も登板が増えている。試合前も試合中も、コーチからは「投手がいないから代えないよ」とハッパを掛けられ続けていた。「何とか1イニングでも長く」と力を振り絞った。

 打撃でも先制ソロを浴びた直後の2回、セーフティーバントを成功させて大量得点の足掛かりをつくった。「投げたー、って感じ。やっと実感がわいた」。投打にフル回転しての1勝に、21歳は心地よい疲労感に浸った。小川監督も「よく投げて、よくバントして、よく走ってくれた」とねぎらった。

 打線は0―1の2回、相川の二塁打で同点とすると、田中と畠山も適時打し計5点。4回には畠山が14号2ランを放った。阪神はこのカードの連勝が4で止まった。

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2011年8月13日のニュース