これでいいのだ!七条、白星逃すも「一番納得」9K

[ 2011年8月4日 06:00 ]

<中・ヤ>七条は7回9奪三振1失点の力投

セ・リーグ ヤクルト1-1中日

(8月3日 ナゴヤD)
 納得の7回1失点だった。ヤクルトのドラフト2位右腕・七条がプロ入り後最速の146キロを連発して9奪三振。

 チームは81年以来30年ぶりの今季12度目の引き分けとなり、開幕4連勝はお預けとなったが「今まで投げさせてもらった中で一番納得のできる内容だった」と充実感をにじませた。

 初回は命綱の制球が甘くなったが、2回以降は立て直して低めを突いた。ストライクゾーンの際で勝負し、4回2死の和田からは四球を挟む4奪三振。小川監督は「よく投げた。もう1点取ってあげたかった」と奮闘を称えた。打撃でも2回にチェンから中前適時打で唯一の得点を挙げるプロ初打点。7月27日広島戦(神宮)では前田健から左前打しており「また打っちゃいました」と照れ笑いだ。チームは2位・阪神に今季最大タイの8ゲーム差。七条の安定感は首位ヤクルトの大きな武器となっている。

 ▼ヤクルト・荒木チーフ兼総合コーチ(9回にイム・チャンヨンがピンチを迎えたが)ああいう場面でしっかり抑えてくれている。今までもそうだった。

 ▼ヤクルト・畠山(3回1死三塁で遊ゴロで得点できず)徹底してゴロを打ちにいっても良かったと、今は反省している。

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2011年8月4日のニュース