作新学院 県大会決勝最多得点でV 宇都宮商88年ぶりの夢ならず

[ 2011年7月31日 12:54 ]

第93回全国高校野球選手権栃木大会決勝 作新学院17―5宇都宮商

(7月31日 栃木県総合運動公園野球場)
 雨天のため3日連続順延となった対決は、作新学院が18安打を放ち、夏の栃木大会決勝史上最多得点を記録し、17―5で宇都宮商を圧倒。2年ぶり7回目の甲子園出場を決めた。

 作新は3回、1番石井の右越え本塁打で先制。打線が一巡すると、宇都宮商・君島をとらえ、4回には4連打で3点を追加。5回には山下の中越え2点三塁打などでさらに4点を奪い、君島をKOした。7回にも1死満塁で、石井が中越え三塁打を放つなど4点を取り、試合を決定付けた。

 88年ぶりの夏の全国大会出場を目指した宇都宮商は7回に斎藤の満塁本塁打などで5点を入れ、意地を見せたが、序盤、再三得点圏に走者を送りながら、送りバント失敗で併殺になるなど、主導権を握ることができなかっのが痛かった。

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2011年7月31日のニュース