プレーする喜び胸に…今治西がノーシードから甲子園切符

[ 2011年7月31日 06:00 ]

愛媛大会 今治西3―1新田

(7月30日 松山中央公園)
 今治西がノーシードから甲子園切符をつかんだ。同点の6回2死満塁からは9番・石丸が中前に決勝の2点適時打を放った。

 堅守が売りのチームとあって、主将の有友は「チーム全体で1つの失策も出したくない」と胸を張った。特別な思いを胸に甲子園へと乗り込む。大野康哉監督は同い年の元駒大苫小牧監督・香田誉士史氏(鶴見大コーチ)が代表を務める「被災地に球音を取り戻す会」の趣旨に賛同。4月下旬には部員の協力を得て、段ボール約20箱の中古野球用品を東日本大震災の被災地へと寄付した。それだけに指揮官は「被災地で不自由されている方がいる中、大会をさせていただく。個人的な目標はないです」と話した。

 ▼西武・熊代(08年卒OB)おめでとうございます。これからが本当の勝負だと思うので、日本一を狙って頑張ってほしいです。差し入れは奮発します。

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2011年7月31日のニュース