松井稼 最速通算1500安打も負けて喜び半減

[ 2011年7月26日 19:59 ]

6回、通算1500安打を放ち、花束を受ける楽天・松井稼

パ・リーグ 楽天―ソフトバンク

(7月26日 ヤフーD)
 楽天の松井稼頭央内野手(35)が26日、ソフトバンク13回戦(ヤフードーム)の6回にホールトンから中前打を放ち、通算1500安打を達成した。1233試合目での到達はプロ野球史上最速。これまでの記録はラミレス(巨人)の1236試合だった。1500安打到達はプロ野球109人目。

 初安打は西武時代の1995年4月9日の日本ハム戦で芝草から。西武時代に1433安打を放ち、その後米大リーグで615安打。今季、8年ぶりに日本球界に復帰した。

 すでに日米通算2000安打もマークしている元大リーガーは「1500本で花束をもらえると思っていなかった」と一塁ベース上でほほ笑んだ。

 スイッチヒッターとして安打を重ねてきた35歳は個人記録に執着している様子はなく、試合後は「負けたから悔しい」と喜びも半減。この試合の安打は節目の1本だけで、6回も得点につながらなかった。松井稼は「これから1本でも多く積み重ねて、それが勝利に結び付けばいい。1試合でも多く勝ちたい」と勝利を求めた。

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