バレンティン　豪快アーチで敢闘選手賞

＜全セ・全パ＞５回、畠山に続きバレンティンにも１発が飛び出し、青木、宮本ら好調ヤクルトの面々も笑顔

オールスターゲーム２０１１第１戦 全セ９－４全パ

（7月22日 ナゴヤＤ）
　＜全セ＞お立ち台から下りたヤクルトのバレンティンは、畠山と肩を組んでベンチに凱旋した。初出場同士で豪快なアーチを競演。敢闘選手賞を受賞し「打った瞬間、入ると思ったよ。日本での初めての球宴で打てて最高だね」と笑った。

　４回に反撃の適時打。５回には畠山に続いた。武田勝の内角直球を振り抜くと、左中間席中段まで届く豪快な２ラン。チームメートとのアベック弾に「ヤクルト勢が活躍して自分のことのようにうれしい」と振り返った。前半戦で１９本放ち、セ・リーグのキング争いのトップに立つ。試合前のホームラン競争でも西武・中村と並んで優勝。米大リーグでも過去に２Ａの球宴でのホームラン競争で優勝した実績を示し、本番でもパワー全開だった。賞金１００万円を貯金する助っ人は「きょうの調子を後半戦につなげたい」と笑顔で引き揚げた。