荒木が“お祭り”口火弾!落合監督の一発指令に応えた

[ 2011年7月23日 06:00 ]

<全セ・全パ>5回裏1死一塁、荒木は左越えに同点の2点本塁打を放つ

オールスターゲーム2011第1戦 全セ9-4全パ

(7月22日 ナゴヤD)
 <全セ>1イニング4発。口火を切ったのは中日の荒木だった。

 5回1死一塁で、武田勝の129キロ直球を左翼スタンドへ運ぶ同点2ラン。バットを高々と放り投げ「気持ち良く打てた」と喜んだ。自身4度目の出場となった球宴で初アーチ。ここから大量8得点の逆転劇を呼び込んだ。打席に向かう際には、落合監督から「ホームランを打ってこい」と声を掛けられたという。今季前半戦では65試合で1本塁打。本拠地で大歓声を浴びた荒木は「狙って打てるなら、もっと打ってます」と笑った。

 ≪1イニング4本塁打など記録ずくめの5回≫全セは5回荒木の同点2ランを口火に4本塁打で大量8点の猛攻。1イニング4ホーマーは92年(1)戦5回の全パまで4度あった3本を抜く球宴新記録だ。また、1イニング8点は70年(1)戦1回の全パと並ぶ球宴タイだが、オール本塁打で8点挙げたのは初めて。8連続得点は70年(1)戦1回全パの7連続得点を41年ぶりに上回る1イニング最多連続得点記録になった。さらに1イニング10安打は70年(1)戦1回の全パと並ぶ球宴タイ。相川、荒木の1イニング2安打も同じ試合の1回に全パの長池、張本、アルトマンがマークしたのと並ぶ球宴タイと記録ずくめ。

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2011年7月23日のニュース