斎藤“スクランブル”球宴デビュー「夢中でした」

[ 2011年7月22日 22:18 ]

3番手で登板し、1回2/3を無失点でしのいだ全パ・斎藤

マツダオールスターゲーム2011第1戦 全セ9―4全パ

(7月22日 ナゴヤD)
 出番は突然だった。チームの先輩の武田勝が球宴史上初となる1イニング4本塁打を浴びて降板。登板予定が前倒しとなった。「スクランブル登板。(肩を)つくっている途中だった。サインも決めきれなかった」。直前に本塁打が飛び交っていた球場は、斎藤の登場でさらに異様な盛り上がりとなった。

 5回1死走者なしからのマウンド。2死から連打を浴びたがマートン(阪神)を外角低めへの変化球で遊ゴロに打ち取った。6回も先頭打者で早大の先輩、青木(ヤクルト)に安打を許したが、後続を断ち、無失点。「必死でした。夢中でした」と球宴デビューは瞬く間に終わった。

 ▼全パ・秋山監督 初回にいい形で点を取ったし、寺原もいい投球だった。武田(勝)があれだけ打たれるのは珍しいよな。シーズン中は考えられない。(イニング途中での交代は)勢いがついたから。斎藤は7回から1イニングの予定だった。

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