野球殿堂入りの落合監督と故皆川氏を表彰

[ 2011年7月22日 18:55 ]

試合前に行われた野球殿堂入りの表彰式で、花束を手に笑顔を見せる中日の落合監督

 ことし新たに野球殿堂入りした中日の落合博満監督と、南海(現ソフトバンク)の主力投手だった故皆川睦雄氏の表彰式が22日、ナゴヤドームでのマツダオールスターゲーム第1戦の試合前に行われた。

 現役時代に3度の三冠王を獲得した落合監督は全セの監督として本拠地で表彰され「選手、落合博満はきょう、この場ですべての野球生命を終えた。今後は指導者として力になれれば」とあいさつ。自身が秋田県、皆川氏が山形県出身であることに触れ「少しでも多くの被災者に、東北人でもやれば希望の光が見えてくるんだと、伝えられればいい」と話した。

 「最後の30勝投手」として知られる皆川氏は18年間で歴代15位となる通算221勝(139敗)を挙げた。表彰式では真智子夫人に野村克也氏から花束が手渡された。

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2011年7月22日のニュース