ソフトバンク・川原が155キロの日本人左腕最速タイ

[ 2011年7月22日 06:00 ]

<全ウ・全イ>4回に登板し、155キロを記録した川原

フレッシュオールスター 全ウエスタン0―10全イースタン

(7月21日 富山市民)
 全ウは4回に登板したソフトバンク・川原が155キロをマーク。スタンドをどよめかせた。

 公式戦ではないものの、ヤクルト・石井に並ぶ日本人左腕の球界最速タイ。助っ人左腕では過去、09年に阪神・ウィリアムスが156キロをマークしている。「直前まで変化球か迷いましたが、球速を出そうと思った」と、16球全て直球勝負。場内に球速表示が出た12球のうち11球が150キロ台だった。福岡大大濠では西武・大石の3年後輩。09年ドラフト2位の2年目左腕は今年1月、尊敬している杉内の自主トレに同行。「真っすぐはいいものを持っている」と才能を認められた。今春キャンプの左肘違和感で出遅れたが、筋力トレーニングなどで体重7キロ増。球速アップにつなげ、大舞台で猛アピールとなった。

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2011年7月22日のニュース