図々しくない小野 内海の言葉にうなずいた

[ 2011年7月18日 11:11 ]

<巨・ヤ>長野(右)がウイニングボールをスタンドに投げ入れようとしてあわてる小野

セ・リーグ 巨人3-2ヤクルト

(7月17日 東京D)
 巨人の小野が5回8安打を浴びながら2失点でプロ初先発初勝利を挙げた。

 昇格前の今月11日。ジャイアンツ球場での自主練習中、「1軍コーチがいる時間に投げればいいのに。上にいったもん勝ちなんやから、図々しくアピールしてええねん」。内海にそう言われ「何でもいいから1軍にいればいいですもんね」と真顔でうなずいた。決して図々しくはない。初勝利は堂々と手にした。

 ◆小野 淳平(おの・じゅんぺい)1987年(昭62)4月5日、大分県出身の24歳。大分商3年夏の県大会は2回戦で津久見に敗退。日本文理大では現オリックスの古川秀一と二本柱と呼ばれ3、4年と全日本大学野球選手権に出場。4年時は8強入りした。09年ドラフト5位で巨人入り。球種は直球、スライダー、カーブ、カットボール、フォーク、シュート。チームのムードメーカーで愛称は「じゅんぺい」。1メートル78、81キロ。右投げ右打ち。

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2011年7月18日のニュース