中日 バリントンに3敗目…落合監督もあきれ顔

[ 2011年7月16日 06:00 ]

<中・広>広島に完敗し渋い表情の落合監督(右)

セ・リーグ 中日0-6広島

(7月15日 ナゴヤD)
 同じ相手に3度もやられた。中日が広島の新助っ人バリントンの前に、得点圏に走者を進めたのは3回の1度だけ。その唯一のチャンスも1死二、三塁から荒木が遊直、大島が投ゴロに倒れ、今季11度目の零敗となった。

 「一人のピッチャーから3試合で1点しか取れないと3連敗するさ」

 落合監督も半ばあきれ顔で、早々と会見を切り上げた。バリントンには4月29日のホームでの対戦で来日初完封勝利を献上。6月24日の敵地での試合でも8回1得点で連敗を喫した。この試合も8回まで4安打無得点。94球でお役御免となる余裕を見せつけられ、完敗となった。

 2回の第1打席で左前打を放った森野は「僕自身は嫌だなという印象はなかったけど、みんな甘い球を打ちにいったつもりが厳しい球に手を出している。術中にはまった」と悔しがった。和田も「同じことを繰り返さないようにしたい」と険しい表情で帰りの車に乗り込んだ。これで1分けを挟んで今季初の4連敗。首位ヤクルトとのゲーム差も最大の7まで開いた。

 ▼中日・川井(17日ぶり先発も6回途中5失点で3敗目)もう一つ、粘りがなかった。先発投手として中途半端なところで代わり、中継ぎに迷惑をかけた。

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2011年7月16日のニュース