高須が千金打!球団史上2度目の「スミ1」勝利

[ 2011年7月14日 06:00 ]

1回楽天2死一、二塁、高須が左前に先制打を放つ

パ・リーグ 楽天1―0ソフトバンク

(7月13日 Kスタ宮城)
 職人が決めた。楽天は初回2死一、二塁で高須が適時打を放ち、09年から6連敗中だったソフトバンク・和田に黒星をつけた。06年9月22日の西武戦(フルスタ宮城)で高須が初回に適時二塁打を放って以来、球団史上2度目の「スミ1」で勝利した。

 1ボールから内角低めのスライダーを迷いなく振り抜き「初球のフォークがボールになったから、2球連続フォークはない。次に来るとしたら膝元のスライダー」と配球を読み切った。虎の子の1点を5投手で守り抜いた星野監督は「長い監督人生でもスミ1(勝利)は記憶にない。珍しいよな」と喜んだ。

 ▽06年9月22日楽天―西武(フルスタ宮城)楽天は初回に3番・高須の左中間二塁打で先制し、風邪で前日に先発を回避したグリンの代役・牧野が7回を6安打無失点。球団初の“スミ1”完封勝利に、野村克也監督は「1―0なんて誰も予想してなかったんじゃない」とにんまりだった。

 ▽06年9月22日 (フルスタ宮城)
西武 000 000 000―0
楽天 100 000 00X―1
 (西)●松永、山岸、星野、正津―炭谷
 (楽)○牧野、S福盛―藤井

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2011年7月14日のニュース