苦しみながら…福井、１２２球粘投４勝目

４勝目を挙げた広島・福井

セ・リーグ 広島６―５横浜

（7月12日 尾道）
　広島のルーキー福井が苦しみながらも４勝目を挙げた。４点を失ったものの、七回途中まで今季最多の１２２球を投げた右腕は「自分を信じてやっていた。悪いながらに勝ちがついてよかった」とほっとした表情を見せた。

　ただ、先頭打者の出塁を４度も許すなど、投球内容には依然課題が残る。福井は「もう少ししっかり投げたい。もっといい投球をしないと」と気を引き締めた。