千葉の豪腕対決決着つかず 3時間半超えで引き分け再試合

[ 2011年7月12日 13:50 ]

<千葉明徳・専大松戸>専大松戸の上沢直之投手

千葉大会2回戦 千葉明徳6―6専大松戸

(7月12日 市川市臨海)
 2回戦で早くも実現した千葉屈指の豪腕対決は、終盤点の取り合いになったものの引き分けとなった。

 ともに140キロ中盤の速球を誇る専大松戸の上沢直之投手(3年)と千葉明徳の鈴木康平投手(3年)。序盤から快調に三振を積み重ねる上沢に対し、鈴木康は毎回安打を浴びながらもしのぐ。両者失策絡みで失点したが、8回を終わって3―2で専大松戸がリードするロースコアの展開。9回からは一転、点の取り合いとなったが、千葉明徳が2度勝ち越しながら、ともに専大松戸が追いつき、大会規定で試合時間が3時間30分を超えたため延長11回が終了した時点で引き分け再試合となった。引き分けは今大会初。

 延長11回から登板した専大松戸の2番手・林田かずな投手(3年)も、140キロ超の速球が武器の好投手。無失点に抑え、好素材の片鱗を見せ付けた。

 千葉大会では、1日に3試合が予定され、そのゲームがその日の最終ゲームではないとき、試合時間が3時間30分を経過した場合は、延長戦の新しいイニングに入らず再試合を行うと規定されている。この試合は第1試合で、試合時間は3時間33分だった。

続きを表示

この記事のフォト

2011年7月12日のニュース