代打で降板のはずが…打線爆発で予想外のノーヒットノーラン

[ 2011年7月10日 14:05 ]

<日川・山梨>5回参考ながら無安打無得点試合を達成した日川の山田智也投手

山梨大会1回戦 日川10―0山梨

(7月10日 小瀬球場)
 昨秋、今春ともに県大会初戦敗退の昨夏山梨代表・日川が5回コールドで快勝発進した。
 5回裏、無安打無得点を好投を続けていたエース・山田智也投手(3年)に代打を出し記録達成がついえたかと思われたが、この回に打線が爆発し一挙4点を奪いコールドゲームが成立。結果的には5回参考記録ながら無安打無得点試合を達成した。

 自身は試合中無安打に抑えていることに気がつかなかったと話すが、「ストライクがポンポン取れていい形でいけた」とリズムの良い投球で5回10個の奪三振ショー。思わぬ形での快記録達成に「今までに(無安打無得点試合は)ないですね」と顔をほころばせた。
 昨夏は甲子園でベンチ入りしたものの、登板機会はなかった。「最低でも先輩たちに(甲子園へ)行かせてもらったときみたいに」と2年連続での山梨制覇をまっすぐと見据えた。

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2011年7月10日のニュース