広島県大会で球児8人軽い熱中症で搬送…没収試合で敗れる

[ 2011年7月9日 20:26 ]

 広島市南区のマツダスタジアムで9日開幕した全国高校野球選手権広島大会で、高校球児8人が相次いで足のけいれんや嘔吐など熱中症の症状を訴え、病院に運ばれた。県高野連や消防によると、8人はいずれも軽症。

 9日は午前10時からの開会式に続いて1回戦2試合があった。消防によると、昼ごろから119番が相次いだ。

 県高野連などによると、第2試合では広島工大高校の選手数人が熱中症などで出場できなくなり、試合は7―7の同点だったが、延長13回で人数不足となったため没収試合で敗れた。

 広島地方気象台によると、この日午後には広島市内で最高気温32・3度を記録した。

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2011年7月9日のニュース