イメチェンも1巡目だけ 斎藤 課題は「変化球のコントロール」

[ 2011年6月30日 08:32 ]

パ・リーグ 日本ハム1-4ロッテ

(6月29日 札幌D)
 左脇腹痛で戦列を離れていた日本ハムのドラフト1位・斎藤佑樹投手(23)が29日、ロッテ戦で52日ぶりに1軍に復帰した。

 プロ初登板で変化球主体のイメージが植え付けられていると感じたバッテリーは初回から直球を主体とした。伊志嶺には全5球を直球、井口への5球目にはプロ最速タイの144キロをマークし、2者連続三振。「三振を取れるのは楽しいし、直球を投げる瞬間に押し込める感じはあった」と切れの増した直球には手応えを感じた。しかし「目が慣れてきていた」(今成)という2巡目。走者を背負うと、やはり変化球に頼る投球になった。

 5回に限れば、直球は26球中、半分以下の11球。4回までは53球中、31球と58・5%だった直球の割合は大きく減った。変化球が抜ける場面や、今成の構えた外角から真ん中寄りに入ってくる球が増えた。走者を背負ってからの配球。斎藤は「変化球のコントロール」を次回の課題とした。

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2011年6月30日のニュース