80試合目で出た 今季1号にもイチロー節「ゼロでない方がいい」

[ 2011年6月29日 14:25 ]

ブレーブス戦の1回、今季第1号本塁打を放つマリナーズのイチロー

マリナーズ4―5ブレーブス

 マリナーズのイチロー外野手は28日、本拠地シアトルでのブレーブス戦に「1番・右翼」で出場。1回に先頭打者本塁打となる今季第1号を放つなど、4打数2安打1打点だった。そのほかの打席は四球、投ゴロ、二塁内野安打、空振り三振で打率は2割7分6厘。チームは4―5で敗れた。

 イチローは1回、新鋭右腕ハンソンのやや内寄りの初球を完璧なタイミングで振り抜き、先頭打者本塁打となる今季第1号を右翼席に運んだ。先頭打者本塁打はメジャー通算33本目。80試合目での第1号は、メジャー11年目で最も遅いが「以前からそう言っているが、ゼロでない方がいい。162試合終わるまでに1にしたいと思っていました」と話した。

 4回の三盗で11年連続して20盗塁に到達。9回には好返球でタッチアップして本塁突入を狙った走者を刺した。チームは痛い逆転負けを喫したが、イチローは確かな存在感を示した。(共同)

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2011年6月29日のニュース