好守に阻まれた福留「感覚と結果のギャップ感じる」

[ 2011年6月29日 12:51 ]

ジャイアンツとのダブルヘッダー第1試合の6回、ローワンドの右飛を好捕するカブス・福留

 カブスの福留孝介外野手は28日、シカゴで行われたカブス―ジャイアンツのダブルヘッダー第1試合に「1番・右翼」で出場し、4打数無安打だった。内容は中飛、四球、遊ゴロ、空振り三振、一ゴロ。チームは7―13で敗れた。

 第2試合は8回の守りから出場し、左飛に倒れて1打数無安打だった。打率は2割7分5厘。チームは3―6で敗れた。

 第1試合で4打数無安打に終わった後、福留は「(打球は)抜ける時がくれば抜ける」と淡々と話した。このところ強い打球が野手の正面に飛んだり、好守に阻まれることが多く「仕方ないこと」が口癖のように聞こえるほどだ。

 1回には「最低でもフェンスまでは行く」という手応え十分の打球が、背走する中堅手に好捕された。風の影響もあったようで「守ってる時に体の後ろから風を感じてたからね」と嘆いた。3回に四球を選んだ以外はすべて凡退。打撃の感覚と結果のギャップについて「それはあるね」と話した34歳は、第2試合も1打席に立って左飛と音なしだった。(共同)

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2011年6月29日のニュース