黒田 がん撲滅に寄付「研究、治療に協力したい」

[ 2011年6月27日 10:37 ]

球団の慈善事業基金に5万ドルを寄付し、記者会見するドジャースの黒田博樹投手

 両親をがんで亡くしている米大リーグ、ドジャースの黒田博樹投手が26日、がん撲滅運動などを行う球団の慈善事業基金に5万ドル(約400万円)を寄付した。記者会見で黒田は「両親に対しての自分自身の恩返しでもあるし、研究なり、治療の進歩に協力できればいい」と話した。

 メジャー4年目の黒田は同基金に毎年、寄付を続けている。右腕は「この病気がすごく大変なことは、近くで2人を見ているので分かっている。僕自身も親の看病をしてきたから、看病する人の大変さも分かる」と語り、がんを克服した少女が始球式をした後、笑顔で握手を交わした。(共同)

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2011年6月27日のニュース