準備万端!斎藤 4キロ減量&守備向上で27日札幌入り 

[ 2011年6月27日 06:00 ]

ブルペンで51球を投げて鎌ケ谷での練習を締めた斎藤

 左脇腹痛で2軍で調整していた日本ハム・斎藤が、千葉・鎌ケ谷の2軍施設での練習を打ち上げた。この日は力のこもった51球のブルペン投球で締め、練習後には約200人のファンに20分かけ丁寧にサイン。

 「感触はいい。体が切れてきた」。万全の状態で27日に札幌入り。29日のロッテ戦(札幌ドーム)で5月8日ソフトバンク戦(同)以来、52日ぶりの復帰戦へ臨む。

 1カ月半にわたり指導した島崎2軍投手コーチは、最大の収穫に守備の向上を挙げた。「最初はあれはプロなの?という感じだったけど、うまくなった。特に足運びや捕球時の体重のかけ方。投球にも生きる」。体重を4キロ絞るなど肉体的にも磨かれたが、地道な反復作業で基本が徹底されたという。「目標は次の試合に勝つこと。それだけです」と3勝目に挑む斎藤が、新たな武器を手に北の大地へ帰る。

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2011年6月27日のニュース