内川登録抹消 秋山監督は長期離脱も示唆

[ 2011年6月24日 06:00 ]

右太もも裏痛で登録を抹消された内川

 パ・リーグ打率トップのソフトバンク・内川聖一外野手(28)が23日、右太腿肉離れのため出場選手登録を外れた。内川は「チームに暗いイメージを持ち込んでしまい、申し訳ない気持ちです。こうなってしまった以上はしっかり治して、一日も早くチームの力になりたいと思います」と広報を通じてコメントした。

 5月4日の楽天戦(ヤフードーム)で患部を痛め、その後も状態を見ながらプレーを続けてきたが、22日に福岡市内の病院で検査を受け、その結果を踏まえて抹消となった。秋山監督は「思わしくない。(復帰の時期は)分からない。打つ方にも影響が出始めているし、時間をとってね」と、長期離脱の可能性も示唆した。

 内川はここまで49試合に出場し、打率・363、6本塁打、37打点。交流戦では最優秀選手(MVP)を獲得していた。チームは首位を走っているが、多村が左手親指裂傷、カブレラも左大腿部痛と主力に負傷者が続出しており、決して安穏とはしていられない状況。内川の代わりに3番を務める松田は「やることは変わらない。わくわくしながら頑張りたい」と自分に言い聞かせた。

続きを表示

2011年6月24日のニュース