代打起用に応えた ノリ横浜1号!「やっと1つ恩返しができた」

[ 2011年6月18日 17:12 ]

7回横浜2死一塁、代打中村が左越えに1号同点2ランを放つ

交流戦 横浜6―4ソフトバンク

(6月18日 横浜)
 中村の“横浜1号”は値千金の同点2ランとなった。2点ビハインドの7回2死一塁、代打で登場した中村は「一輝が出てくれたので何とか返そうと必死に打ちました」と、ソフトバンク・杉内の143キロ直球を振り抜いて左翼席へ。貴重な一発に、尾花監督も「打った瞬間、行ったと確信した。全盛時のホームランを見た」と賞賛した。

 昨年10月に楽天から戦力外通告を受け、所属が決まらないまま今季を迎えたが、打線の起爆剤として期待されて5月23日に横浜に入団。指揮官の期待に応えた37歳は、お立ち台で「やっと1つ恩返しができた。いろいろありましたけど、ベイスターズのために頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」と喜びを爆発させた。

 8回にはスレッジが決勝の11号2ラン。尾花監督が「まさかホームラン2本出るとは思わなかった」という逆転劇で、横浜は引き分けを挟む連敗を4で止めた。

続きを表示

2011年6月18日のニュース