宣誓で「チバリヨー日本」 高校野球沖縄大会開幕 

[ 2011年6月18日 10:27 ]

第93回全国高校野球選手権大会の沖縄大会開会式で選手宣誓する北山高の大城大地主将

 第93回全国高校野球選手権大会(8月6日から15日間・甲子園)の代表49校を決める地方大会が18日、全国のトップを切って沖縄で開幕した。

 沖縄大会の開会式は午前9時から沖縄セルラースタジアム那覇で行われた。好天に恵まれ、入場行進では「がんばろう!日本」の横断幕を先頭に、昨年の甲子園大会で史上6校目の春夏連覇を達成した興南高が続いた。

 北山高の大城大地主将が「今できることは、全力プレーという野球の種を東日本へとどけ、復興という芽の力強い成長を願い、ここ沖縄から全国の先陣を切って暑い暑い夏の風をとどけること。頑張ろう日本、チバリヨー日本」と選手宣誓を行った。

 続いて同球場などで1回戦を実施し、八重山商工が浦添に延長10回、4―3でサヨナラ勝ち。昨年、甲子園大会で史上6校目の春夏連覇を達成した興南は23日の1回戦に登場する。
 
 東日本大震災で大きな被害を受けた地域では宮城が7月9日、福島が同13日、岩手が同14日からそれぞれ始まり、日程が順調に消化されれば、7月17日に沖縄で最初の代表校が決まり、同30日の愛知、大阪で全49代表校が出そろう。

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2011年6月18日のニュース