西岡 マイナー調整終える「感覚は鈍らなかった」

[ 2011年6月15日 16:10 ]

ツインズ傘下マイナーの3Aロチェスターのトレド戦で、二塁手にボールをトスする西岡剛内野手

 左すねの腓骨骨折で、リハビリに取り組んでいた米大リーグ、ツインズの西岡剛内野手が、14日の3A戦でマイナーでの調整を終えた。15日(日本時間16日)からはチームに合流し、いよいよメジャーに復帰する。

 メジャー1年目の西岡は、正二塁手として開幕から6試合に出場したが、4月7日に走者のスライディングを受けて負傷。骨折が判明し、長期離脱を余儀なくされた。

 地道なリハビリを経て6日からマイナーで実戦調整に入り、1Aと3Aで計7試合に出場して8安打。「2カ月間のブランクでもバッティングの感覚は鈍らなかった」と胸を張った。

 メジャー復帰後は、遊撃で起用される予定。守備範囲の広さや肩の強さが要求される負担の大きなポジションだが、花形だ。3Aではぼてぼてのゴロに反応良く前進し、ジャンピングスロー。見せ場をつくり「メジャーでもそういうプレーをし続けたい」と、意気に感じている様子だった。

 西岡は「けがで気付かされたことも多かった。今までと違う西岡剛が見せられると思う」と、これからという時期に断ち切られた思いを、今後のばねにする決意だ。ア・リーグ中地区最下位に沈むツインズで起爆剤になるべく、本拠地ターゲット・フィールドのグラウンドに立つ。(共同)

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2011年6月15日のニュース