イチロー 日本選手単独2位の598盗塁

[ 2011年6月15日 06:00 ]

エンゼルス戦の5回、この日2つ目となる二盗を決めるマリナーズのイチロー

ア・リーグ マリナーズ3-6エンゼルス

(6月13日 シアトル)
 マリナーズのイチローが、13日のエンゼルス戦で2盗塁を記録。日米通算598個(日199・米399)とし、日本選手では広瀬叔功(南海)を抜いて単独2位に躍り出た。バットでも2安打。休養した10日タイガース戦後は3試合連続マルチ安打となった。

 中前打で出塁した初回、2番ライアンの打席では3ボールから二盗。後続の安打でホームを踏むと、5回1死二塁では三塁線へ5月10日のオリオールズ戦以来30試合ぶりのバント安打。1ボールからの2球目をファウルし、三塁手がバントはないと判断して定位置に下がるのを見逃さなかった。この回に2個目の盗塁も成功。試合後、報道陣から復調を問われると「勝手にやっといて」。イチロー節も復活した。2盗塁で米通算400盗塁にあと1、日米通算600盗塁にあと2個。頼れるリーダーの復調に、エリク・ウェッジ監督も「本来あるべき姿に戻ってきた」と喜んでいた。(浮田圭一郎通信員)

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2011年6月15日のニュース