プロ野球の実行委員会 現行の入札制度は維持の方向

[ 2011年6月13日 19:59 ]

 プロ野球の実行委員会は13日、東京都内で開かれ、現行のポスティングシステム(入札制度)を維持する方向性を確認した。

 昨オフに楽天の岩隈久志投手と独占交渉権を得た米大リーグのアスレチックスとの契約交渉が不調に終わったことを受け、楽天が5月の実行委で制度の見直しを提案していた。しかし大リーグ機構との見直し交渉が困難なことや、多額の入札金を手にする可能性があることなどから現制度を支持する球団が多かった。

 日本プロ野球選手会がオールスター戦期間中の7月23日、東日本大震災の被災地を訪問する案について、基本的に協力することを確認した。

 また巨人のロメロ、ソフトバンクのデレオン両投手に最優秀新人(新人王)の資格を与えることを決めた。

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2011年6月13日のニュース