イチローさばさば「カル・リプケンになれなくて残念でした」

[ 2011年6月11日 12:00 ]

タイガース戦に勝利し、オリボ(右)と笑顔で握手するマリナーズのイチロー
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マリナーズ3―2タイガース

 10日のタイガース戦で欠場し、連続試合出場記録が255試合で途切れたマリナーズのイチローは「出るだけのことに意味はない。必要とされることに意味があるので、僕にとって(特別な感情など)何もない」と淡々と話した。チームは1点差で勝利。穏やかな表情でダッグアウトで同僚たちを出迎えた37歳は「現段階ではなかなか(チームの)力になれていないことはつらいですね」とさばさばした口調だった。

 ことし10月で38歳を迎えるイチロー。今季はここまで打率2割5分2厘と、大リーグ11年目でかつてない不振だが、シーズン中の移動距離がメジャー屈指のマリナーズで255試合連続で先発してきた事実を本人はどうとらえているのか。イチローは「そこは自分で評価しづらいところ。まあ、カル・リプケン(オリオールズ)になれなくて残念でした」と2632試合連続出場の大リーグ記録を持つ“鉄人”を引き合いにジョークめかした。(共同)

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