2軍で実績積み上げた雄星 渡辺監督「成長しているのは分かってる」

[ 2011年6月11日 08:53 ]

 12日の阪神戦(西武ドーム)でプロ初登板初先発を果たすことが明らかになった西武の菊池雄星。10日に1軍練習に合流し、ブルペンで46球を投げ込んだ19歳左腕は「いつ呼ばれてもいいように準備はしていたし、2軍では“こんなにしたことがない”というぐらいウエート(トレーニング)をしてきた。自信もある」と意気込みを語った。

 今季は開幕1軍入りを果たしながら、登板機会のないまま4月21日に2軍落ち。その後は2軍でひたむきに投げ込みと筋力強化を行った。練習はウソをつかなかった。5月上旬から先発枠に入り、7試合で2勝1敗、防御率2・73。エース左腕の帆足が左肘痛で不在というチーム事情もあり、先発チャンスが舞い込んだ。6月3日のイースタン・リーグ、ロッテ戦(西武第2)から中8日で臨む晴れ舞台。ブルペン投球を見守った渡辺監督も「成長しているのは分かってる」と話した。

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2011年6月11日のニュース