エースにかけた古葉監督 快進撃続く東京国際大 V候補倒し4強

[ 2011年6月9日 13:39 ]

全日本大学野球選手権準々決勝 東京国際大1―0日体大

(6月9日 神宮)
 2試合連続でタイブレークを制してきた初出場の東京国際大は、先発の伊藤和雄投手(4年)が完封勝利を挙げ1-0の接戦を制し、4強に進出した。

 7回を除き毎回走者を背負い、9回にも2死満塁で一打逆転のピンチを招いたが、伊藤がここぞの場面であと1本を許さなかった。古葉竹識監督(75)は「どんなことがあっても伊藤に任せる。伊藤にかけていました」とリーグ戦から大車輪の活躍を見せるエースに全幅の信頼を示した。

 1回戦に完投、2回戦は救援で登板し、この日も166球を投げた伊藤は「調子は良くなく、投げていて苦しかった。でもピンチの度に力を込めた。野手にも助けられた」としながらも、「次も投げるつもりで、全員野球でがんばりたいです」と次戦へ意気込んだ。

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2011年6月9日のニュース