金子千 初登板初勝利!エース復活でオリックス5連勝

[ 2011年6月5日 18:00 ]

今季初登板で勝利を挙げ、ファンの声援に応えるオリックス先発の金子千

交流戦 オリックス14―3阪神

(6月5日 甲子園)
 昨季パ・リーグ最多勝投手のオリックス・金子千が、今季初登板初先発で6回3失点の好投で、初勝利。2月の右肘手術から復活、チームを今季初の5連勝に導き「投げられなくて迷惑を掛けていたので、1試合目から勝ちにつなげることができて良かった」と笑顔で振り返った。

 初回、T―岡田の7号先制3ランを含む打者一巡の猛攻で5点の援護をもらったが、その裏に3連打を浴びて無死満塁とされ、内野ゴロの間に2失点。それでも「安心感があった」という大量リードを背に粘りの投球を続け、6回5安打3失点。帰ってきたエースは「ブログの“早く帰ってきて”という声がモチベーションになった」と、ファンに感謝していた。

 オリックスは前日に約1カ月ぶりに最下位を脱出し、この大勝で交流戦は10勝目に到達。昨季の交流戦覇者が再び交流戦で上昇気流に乗った。金子千は「期待されていると思うので、応えられるようにしっかり準備する。これからやらなきゃという気持ちは強い」と決意を口にした。

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