中田 9試合目の4番初打点「難しさ、重要さが改めて分かった」

[ 2011年6月5日 16:54 ]

8回表2死二塁、中田が右中間に適時二塁打を放つ

交流戦 日本ハム5―0巨人

(6月5日 東京ドーム)
 日本ハム・中田が“4番初打点”など2安打2打点の活躍で、5―0の勝利に貢献した。

 初回は2死三塁で右飛に倒れて先制のチャンスを逃したが、1―0の6回2死三塁から巨人・グライシンガーの外角低めの138キロの直球を右翼線に弾き、返す適時二塁打で貴重な追加点。5月25日の中日戦で初めて4番に座ってから9試合目で、初めて打点を挙げた22歳は「次につながることだけを考えていた。チームが勝てたことが一番大きい」とフォア・ザ・チームを強調した。

 中田は3―0の8回にも2死二塁から越智の147キロの直球を右前へ右中間へはじき返し、この試合2打点目。小谷野の離脱で5月25日から座る打順。「4番の難しさ、重要さが改めて分かった」という中田に、梨田監督も「これで自信になると思う」と満足顔だった。

 投げては武田勝、榊原、増井、武田久のリレーで巨人打線を零封。6回を3安打無失点に抑える好投で今季4勝目を挙げた武田勝は「初回から集中できていたし、コントロールも良かったと思います。狭い球場なので、とにかく低めを意識して投げました。残りイニングはしっかりと応援に回ります」と振り返った。

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2011年6月5日のニュース