内海“鷲キラー”7勝&防御率1・14堂々2冠

[ 2011年6月5日 06:00 ]

<巨・楽>勝利投手の内海は脇谷(手前)に向かってガッツポーズ

交流戦 巨人2-0楽天

(6月4日 東京D)
 「鷲キラー」だ。巨人・内海が7回無失点でリーグトップの7勝目。防御率も1・14で堂々の2冠だ。

 「今季は走者を出しても制球が良いから粘れている」と声を弾ませた。3、7回をのぞき毎回安打を浴びたが連打は許さない。見せ球の直球を内角に投げ切ったことで、チェンジアップ、スライダー、新球のフォークが生きた。これで対楽天戦は37イニング連続無失点で通算6勝目と抜群の相性を誇る。「去年は4月に5勝したけどケガ(左脇腹痛)してしまった。体調は良いので慎重にやりたい」と表情を引き締めていた。

 ≪楽天はお得意様≫内海(巨)が7回無失点で今季7勝目。楽天戦は通算8試合に登板して6勝0敗(防御率0・33)。08年5月28日の3回からは37回連続無失点となった。交流戦で同一カード通算6勝は最多記録。他カード通算では6勝13敗(防御率3・54)と負け越しており別人のようだ。

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2011年6月5日のニュース