最下位転落…星野監督「武器持たずに戦っている」

[ 2011年6月5日 06:00 ]

<巨・楽>ベンチで厳しい表情の星野監督

交流戦 楽天0-2巨人

(6月4日 東京D)
 楽天はまたも貧打を露呈して、巨人戦4戦全敗。球団創設7年目で通算500敗目となった試合で今季初めて最下位に転落した。

 怒りで顔を紅潮させた星野監督は「武器を持たずに戦っているようなもんや」と吐き捨てた。散発5安打。初回2死一、三塁の好機を逃すと、2回以降は二塁すら踏めない。バットは武器にならなかった。手痛い失点も響いた。7回2死二塁で有銘が古城に二塁打を浴びて2点目を許した。3ボール1ストライクと投手不利なカウントで、最悪歩かせてもいい場面だった。「本当に野球を分かってない」と嘆く指揮官に対し、三輪バッテリーコーチは「こっち(ベンチ)が(勝負か歩かせるか)曖昧だった。申し訳ない」と話した。

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2011年6月5日のニュース