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27日ぶり実戦で!斎藤、144キロ最速復帰!

<イースタンL 日・横>初回2死、中村紀を右飛に打ち取る斎藤

イースタン・リーグ 日本ハム4―3横浜 
(6月4日 鎌ケ谷)
 左脇腹を痛めて2軍調整中の日本ハム・斎藤佑樹投手(22)が4日、イースタン・リーグの横浜戦(鎌ケ谷)に先発した。負傷降板した5月8日のソフトバンク戦(札幌ドーム)以来、27日ぶりの復帰登板は2回を2安打2失点。ただ、直球はプロ入り後の自己最速タイとなる144キロを計測。離脱中に4キロの減量に成功したことで、通算378本塁打を誇る中村紀洋内野手(37)を直球勝負で右飛に仕留めるなど球の切れが戻った。1軍復帰が予定される29日のロッテ戦(同)に向けて一歩踏み出した。

 斎藤が笑顔を見せたのは試合後、合宿所に入る直前だった。

 「全力で投げられたことが一番。久しぶりのマウンドだったけど問題なくできたと思う。ケガ(左脇腹)の不安はきょうで全くなくなりました」

 初回2死。中村には3ボールとなったが慌てない。外角直球を続けてフルカウントに持ち込み、最後は低めの直球で右飛に打ち取った。2回2死からの高森との対決では、その7球目にプロ入り後では自己最速に並ぶ144キロを計測した。

 負傷離脱後、体重を4キロ絞ってベストの74キロに戻した。プロ入り後は、早寝早起きだったアマ時代の生活サイクルから一転。ナイター後の食事も一因となって自己最高の78キロまで増加した。そこで走り込みの量を増やすと同時に、夜間の食事を控えるなど節制。入団時の76キロよりも絞り込んだことで体にも球にも本来の切れが戻り「2イニングしか投げていないので何とも言えないけど、いい感じでできていると思います」。投球後に右足が跳ね上がるシーンもあり、ダイエット効果でフォームにも躍動感が出てきた。

 今回の負傷の背景には、変化球主体の投球があるともいわれる。斎藤の場合、変化球を大きく曲げようとするあまり、左手のグラブで大きく水をかくような動作になり、左の脇腹が引っ張られる状態になると指摘する関係者もいる。それだけに、直球の威力、切れに磨きをかけることは、新たな投球スタイルを確立するとともに、ケガの再発防止にもつながるのだ。

 2回に高森に右中間に運ばれた本塁打は、内角の厳しいコースを狙った直球が甘く入った。斎藤自身も「力を入れた時の真っすぐが中に入ってしまった」とまだ細かい制球面で課題は残る。ただ、島崎2軍投手コーチは「これだけ間隔が開いて打撃投手もやっていないし細かい制球は無理。しっかり腕を振ってストライクを取れていたし十分でしょう」と試運転としての合格点を与えた。

 今後は制球面の精度を上げていくとともに、投げる回数を徐々に伸ばしていく。次回登板は、5日以降の患部の状況を見ながら、11日か12日のロッテ戦(鎌ケ谷)のいずれかで5、6回が予定される。そして21日の巨人戦(同)を経て、順調なら29日のロッテ戦(札幌ドーム)での1軍復帰の青写真が描かれている。6日に23歳の誕生日を迎えるルーキーは「いい1年にしたい」。スリムになった斎藤が、軽やかに復帰ロードを突き進む。

 ▼横浜・松本(早大で2年先輩。初回は一ゴロ)スライダーが低めに来ていた。でもあいつの場合、内容より実戦での結果ですから。

 ▼横浜・高森(2回に右中間ソロ)入ったのは風でしょう。斎藤君に申し訳ない。同学年で名前が同じユウキ(勇気)だし、昨晩から気合は入っていました。

 ▼横浜・三浦(背番18対決で投げ合い)見ていて何球かピュッとくる球があった。

 <2失点も指揮官「いいんじゃない」>梨田監督は斎藤の復帰戦の報告を受け「2点取られたとは聞いているが、試運転ならいいんじゃない」と話した。雨で登板予定日が2試合続けて流れたこともあり「かわいそうだし、それも含めて、打たれたこともいいふうに考えていけばいい」。内容や結果よりも、故障した左脇腹の状態が気になるようで「あすの様子を見てからだね」と続けた。

[ 2011年6月5日 06:00 ]

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