2点リード、あと1アウト…山口、逆転弾浴びた

[ 2011年6月5日 06:00 ]

<横・ロ>9回2死一、二塁から逆転3ランを浴びた山口は立ち上がれず

交流戦 横浜5-6ロッテ

(6月4日 横浜)
 横浜は絶対的な守護神が逆転3ランを浴び、再び借金10となった。

 打線が過去6度の対戦で1勝4敗だった渡辺俊から3回までに5点を奪うなど攻略に成功し、2点リードの9回に満を持して抑えの山口が登板。先頭・神戸の右翼線二塁打、井口に四球を与えるなどして2死一、二塁とし、金泰均(キム・テギュン)に痛恨の3ランを許した。今季はここまで登板16試合で計16回2/3を1失点、防御率0・54で11セーブを挙げていた右腕は、昨年9月5日のヤクルト戦(横浜)以来の救援失敗に「フォークが抜けた。打球を見て失速したので大丈夫だと思ったけど…」とがっくり。あと1死から地獄に突き落とされた尾花監督は「山口は開幕から頑張ってくれていた。責められない」とかばった。

 ▼横浜・高崎(6回2失点の好投も、逆転負けで白星付かず)序盤は制球に苦しんだけど、3回以降は自分の投球ができた。

 ▼横浜・スレッジ(3回に左翼席に8号ソロ)打ったのはシンカー。スタンドに入る手応えはあった。

 ▼横浜・吉田投手コーチ(山口について)井口で勝負できれば、また違った結果になったと思う。これまで失敗していなかったし、次から今まで通りやってくれればいい。

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2011年6月5日のニュース