「振っていけ」で積極性?長野、貴重な適時打

[ 2011年6月3日 23:16 ]

交流戦 巨人4―2楽天

(6月3日 東京D)
 巨人は2―1の七回1死三塁、長野の適時打で加点した。この場面、原監督は「スクイズをやる。ただ、サインが出ないときは振っていけ」と指示したという。長野は初球をファウルした後、低めの速球をうまく右前へ運んだ。

 指揮官によると、実際にスクイズをさせるつもりはなかったという。チームの沈滞ムードを打開し、積極的に打たせるための操縦術だったようだ。長野は「てっきり(スクイズを)やる気だと思っていた。すごく積極性が出ました」と苦笑いだった。

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2011年6月3日のニュース