初Vに貢献、完全試合も達成…元大洋投手、女性突き飛ばし逮捕

[ 2011年6月3日 19:59 ]

1968年の島田源太郎投手の投球

 警視庁愛宕署は3日、路上で女性(62)を突き飛ばしたとして暴行の疑いで、プロ野球大洋(現横浜)の元投手島田源太郎容疑者(71)を現行犯逮捕した。

 同署によると、島田容疑者と一緒に歩いていた男性が、知人の女性と路上で再会。金をめぐり言い争いになり、同容疑者が仲裁していた。「言い争っているうちに、やってしまった」と供述している。

 逮捕容疑は3日午後0時10分ごろ、東京都港区虎ノ門1丁目の路上で、女性の肩を両手で突き飛ばし、転倒させた疑い。女性は手足を打撲し、顔にすり傷を負った。

 島田容疑者は1958年に大洋に入団。60年8月に史上最年少の20歳で完全試合を達成し、初優勝したチームの原動力となった。70勝77敗の成績を残して現役引退。その後は野球解説などをしていた。

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