応援団が応援工夫も…阪神散発4安打で連続零敗

[ 2011年6月2日 06:00 ]

<日本ハム・阪神>ベンチでガックリの真弓監督(中央)ら首脳陣

交流戦 阪神0―1日本ハム

(6月1日 札幌ドーム)
 阪神は散発4安打で、2試合連続の零敗。借金が9まで膨らんで優勝したシーズンはなく、「デッドライン」を越えた。

 それでも、塁に出れば足を使い、セーフティーバントなどで何とか出塁しようした打線に、真弓監督は「何とか崩すという姿勢が出れば調子も上がる。悪くなかった」と前向きに捉えた。ファンも必死だった。初回、先頭はマートン。右翼席から流れてきたのはいつもの個人用応援歌ではなく、好機にチームを盛り上げる「チャンステーマ」。応援団が悪い流れを変えたいと工夫したものだった。

 0―0が続く中で、3番手・小林宏が、8回に四球と2連打で痛恨の1点を失った。2敗目を喫した5月22日の西武戦(甲子園)以来出番のなかった右腕は、2試合続けて敗戦投手。登板間隔が開いたことについて「関係ない」と吐き捨てた。

 ▼阪神・新井(ダルビッシュは)想像以上に真っすぐが良かった。

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2011年6月2日のニュース