福島県高野連 夏の大会開催球場で放射線測定

[ 2011年6月1日 19:41 ]

 第93回全国高校野球選手権大会の福島大会(7月13日開幕)について、福島県高校野球連盟は1日、試合を行う全球場で事前に放射線量を測定し、選手が受ける放射線を極力抑えるため直前の練習時間などを短縮することを決めた。

 県高野連によると、試合開催日の午前7時にグラウンドや観客席の線量を測定し、結果を観客らに公開。開会式は学校ごとの入場行進を取りやめ、試合前のシートノックやキャッチボールの時間を各2~3分短縮する。

 1日時点の空間放射線量は、開会式の会場となる郡山市の開成山野球場のバックネット裏で毎時0・8マイクロシーベルト、外野芝生で2・5~3・0マイクロシーベルト、観客席スタンドで1・5マイクロシーベルト。

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2011年6月1日のニュース