「被災地に希望を」 仙台での球宴開催正式決定

[ 2011年6月1日 17:04 ]

 プロ野球を統括する日本野球機構(NPB)は1日、東日本大震災の復興支援を目的として、7月24日にマツダオールスターゲーム第3戦を、仙台市の日本製紙クリネックススタジアム宮城で開催すると発表した。仙台での開催は4年ぶりとなる。ファン投票の方法などの詳細は7日に発表される。

 第1戦は7月22日にナゴヤドーム、第2戦は23日に千葉市のQVCマリンフィールドで行う。当初の第2戦東京ドーム、第3戦QVCの予定を変更した。加藤良三コミッショナーは「最高のプレーヤーたちが被災者、被災地に夢や希望、元気を届けてくれると信じている」と話した。

 7月24日はKスタ宮城で高校野球の宮城大会決勝が行われる予定だったが、NPBから協力要請を受けた宮城県高野連が大会日程を組み直した。

 Kスタ宮城は震災で大きな被害を受けたが、4月29日に楽天の本拠地として試合を再開した。

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2011年6月1日のニュース