東浜「人間観察」生きた!?11Kで14度目完封

[ 2011年6月1日 06:00 ]

東都大学野球第6週第3日 亜大2―0中大

(5月31日 府中市民球場)
 東都大学野球は31日、未消化だった第6週の中大―亜大3回戦を行った。亜大はエース東浜巨投手(3年)が2安打完封でリーグ通算完封記録にあと1と迫る通算14度目の完封勝利で3位が決まった。春季リーグ全日程が終了し、東洋大の藤岡貴裕投手(4年)が最高殊勲選手、最優秀投手、ベストナインの3冠を獲得した。
【試合結果 勝敗表】

 亜大の東浜が最速148キロの直球を軸に2安打、11奪三振と三塁を踏ませない内容で、東洋大・藤岡と並ぶリーグ最多の5勝目。東洋大・松沼雅之(元西武)が持つ通算15完封にあと1と迫り「勝ちを積み重ねてきた証」と喜んだ。今季から相手打者の表情やしぐさを読み、配球を決める。「人間観察が好きなので」と笑うが、野球を離れても大学内などで行き交う人々の動きを注視しているという。秋には完封記録更新の期待がかかるが「完封はおまけ。そろそろ優勝したい」と06年秋以来の優勝を見据えた。

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2011年6月1日のニュース