前季Vの国学院大が入れ替え戦へ 2部V日大と対戦

[ 2011年5月27日 06:00 ]

<東洋大・国学院大>6回、ピンチの高木(右)、清水のバッテリーに助言を送る国学院大・鳥山監督(中央)

東都大学野球最終週最終日 国学院大3―5東洋大

(5月26日 神宮)
 3回戦1試合が行われ、国学院大はすでに優勝を決めている東洋大に3―5で敗れた。国学院大は最下位が決まり、入れ替え戦(6月4、5日、神宮)で2部優勝の日大と対戦する。

 5回に3点差を追いつく粘りを見せた国学院大だったが、再び突き放されて惜敗。最下位が決まった。前季優勝校が入れ替え戦に回るのは10年春の立正大以来、史上11度目。

 まさに、「戦国東都」を象徴するような結果となった。鳥山泰孝監督は「入れ替え戦まで数日間、時間があるのでしっかりと分析して最善の準備をして臨みたい」と、静かに結果を受け入れた。

 昨季の優勝に貢献した高木、阿部、鷲尾の3本柱が残ったため前評判は高かったが、序盤に接戦を落としたのが響いた。それでも指揮官は「決して力のないチームじゃない。粘り強く、あきらめない気持ちがあれば十分戦える」ときっぱり。清水主将も「シーズンの後半から自分たちの野球ができるようになってきた。雰囲気は悪くない」と6月4日からの日大との入れ替え戦に向けて気持ちを切り替えていた。

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2011年5月27日のニュース